大自然の摂理と日本文化の歴史に学び、
自然食運動の推進とともに
日本の植物性化粧品 リマナチュラル
リマナチュラル化粧品は、健康を根本から考える自然食(食養生)運動の中で生まれ、共に歩んで参りました。 美を楽しむ感覚を大切にしながらも、化粧品の原料を食養生と同じ発想で考えています。生きて、呼吸し、自ら甦ろうとするお肌が美しく健やかであるように、自然の恵みで応援します。
マクロビオティックから生まれた
日本の植物性化粧品
時は1960年代。高度経済成長を背景に大量生産・大量消費が広がる中、食や健康について疑問を持ち始めたのが自然志向の消費者・自然食品愛好家でした。自然食(食養生)運動はまだ多くの人に見向きもされない中、細々と始められていました。
当時はいわゆる化粧品公害、鉛毒や黒皮症などが社会問題化しており、自然食品愛好家の女性たちからは化粧品の安全性を疑問視する声も出てきました。安心して使うことができる化粧品がほしい、これは切なる願いでした。
これに応えて化粧品のあり方についての提言を行ったのが、世界的に有名な自然食運動(マクロビオティック)の指導者である桜沢如一氏。鉱物性ではなく植物性の油を原料とすること、また、マクロビオティックの基本原理のひとつ「身土不二*」の考え方から、日本人のための化粧品には日本で古来より用いられてきた化粧料を使用することを推奨したのです。
*注「身土不二(しんどふじ)」
地方に先祖代々伝わってきた伝統的食生活にはそれぞれ意味があり、その土地に行ったらその土地の食生活に学ぶべきであるとする考え方
これを受けて1966年(昭和41年)に発売されたのが「リマクリーム」でした。日本の伝統的な美容素材「椿油」を主原料としたコールドクリームで、その名は桜沢夫人・里真氏にちなんで付けられ、自然食品店の一角で食品とともに販売されるようになりました。
化粧品の主原料の大切さを追究し
辿りついた「無農薬」の自然素材
その後、様々な紆余曲折を経てリマナチュラルシリーズが誕生したのは、1996年(平成8年)のことです。
化粧品の大部分を構成する主原料(油分と水分)に無農薬の素材や天然水を選ぶことで、より活きた自然の力を取り入れ、さらに、デリケートなお肌のために旧表示指定成分を配合しない処方へと進化。 また、ハーブを取り入れてエイジングケアのニーズにも応えました。
全国の自然食品店を通して自然食愛好家に支えられ、現在ではスキンケア、メイクアップ、ヘアケア、歯みがきに至るまで、幅広くアイテムを取り揃えています。
リマナチュラルのロングセラー
リマナチュラルのコンセプト
真の美は、健やかな体と
豊かな心から生まれます
日本人は野菜や穀物を多く摂る文化であったことから、肉食中心で油分を多く摂取する欧米人と比べて皮脂の量が過剰すぎず、キメの整った美しいお肌を持っていました。日本女性が世界に誇れる美しいお肌は食が育んできたといっても過言ではありません。
自然食の考え方では、自然の恵みである食物を大自然の法則にならって摂ることを推奨しています。東洋医学で「医食同源」「皮膚は血液と内臓の鏡」といわれるように、適切な食により血液が清浄で身体が健康に保たれることこそが、お肌の美しさにつながるのです。
化粧はお肌の装いであると同時に心の装いでもあります。化粧をすることで、心がきりっと引き締まる、いきいきと若々しくなる、と言われます。医学的にも高年齢層への化粧療法の効果は認められつつあります。化粧が与えてくれる心の豊かさは女性をさらに輝かせてくれるのです。
現代は食生活の変化、大気汚染や冷暖房の普及等により、お肌にとっても以前とは比較にならない厳しい環境となっています。単なるイメージ先行ではなく、お肌にダメージを与えるストレスや紫外線等のトラブル要因から保護し、お肌の自然賦活力を引き出すことが、今求められていると考えています。
誰もが憧れる美肌の象徴は、赤ちゃんの柔らかい肌。その美しさは私たちが本来持っている天然のクリーム=水分(汗)と油分(皮脂)によって保たれています。年齢とともに失われるこのバランスを補うために、上質な水分と油分にこだわり、大自然の恵みを活かした化粧品づくりを追究しています。
化粧品の主原料に活きた自然の力を
素肌を護る油分
椿油
伊豆七島利島産・無農薬
平安時代から愛用されてきたという椿油。皮脂に近く、酸化しにくい理想的なスキンケアオイルがお肌のうるおいを護ります。
素肌を育む水分
天然水
秩父の湧水
化粧品のための“水”を探し求め、たどり着いたのが秩父。自然の地層に磨かれたミネラルウォーターを活性化して配合しています。
フムスエキス
天然酸性水
肥沃な土壌に約1億年かけて蓄積された栄養を抽出・熟成。ミネラル・ビタミン・アミノ酸などが絶妙なバランスで含まれます。
ヘチマ水
静岡県産・無農薬
江戸時代には「美人水」と呼ばれ愛されていたヘチマ水。お肌の生まれ変わりを促進するヘチマサポニンが含まれています。
エイジングケア*のための植物成分
デリケートなお肌を護るために
お肌に負担をかける可能性のある成分を極力カットした独自のナチュラル処方です
シリーズ 略歴
- 1996年
- スキンケアシリーズ 発売
- 1997年
- ピュアUVメイクアップシリーズ 発売
マイルドシャンプー・マイルドリンス・ハーバル ボディソープ 発売 - 1999年
- 椿油・トリートメントヘアスプレー 発売
サンプロテクタークリーム(日焼け止め化粧下地) 発売 - 2007年
- ビオ ホワイトデンシー S(パウダー歯みがき) 発売
- 2009年
- プレミアム(エイジングケア)シリーズ 発売
- 2010年
- マイルドシャンプー・マイルドリンス リニューアル
- 2012年
- サンプロテクタークリーム リニューアル
- 2014年
- デンタルホワイト(ペースト歯みがき) 発売
- 2017年
- 『リマナチュラルオーガニック』ブランドへ
ヘアケアシリーズ リニューアル
ヘアトニック 発売 - 2018年
- スキンケアシリーズ リニューアル
- 2019年
- 光琳シリーズ 発売
- 2020年
- プレミアムアイクリーム リニューアル
サステナビリティ
リマナチュラルの誓約
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大自然の摂理と日本文化の歴史に学び、自然食運動の推進と共に、化粧品を通して真の美をサポートします。
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無農薬の椿油やヘチマ水を長年にわたり公正に調達。農家の生活水準向上を支え伝統を未来へと引き継ぎます。
海洋汚染につながる有害な化学物質や界面活性剤を使用しないシャンプーや洗浄料の普及を目指しています。
持続可能な農業によって生産された無農薬(オーガニック)の植物素材を化粧品の主原料としています。
環境汚染につながることのない自然素材を主原料とした処方、環境負荷に配慮した包装を心がけています。
秩父に自然湧出する天然水を化粧品原料及び飲料水として使用。生態系に可能な限り影響を与えないボトリングラインを整えています。
リマナチュラルのロングセラー